働いたからこそ分かる、売り専業界のリアルな実情

それでも"ウリ専"やってみたいですか?

どうも初めまして。僕は埼玉県在住の24歳です!

某・有名売り専のお店で5年間、マネージャーをしていました。

詳しい自己紹介は話の内容的に出来ないのでご了承ください。

また、当記事の内容は、特に以下の様な方に読んで貰えたらと思います。

  • ・売り専で働こうと考えている人。

  • ・売り専で働いてるけど、辞めようと考えている人。

  • ・売り専は辞めたけど、また戻ろうと考えている人。

5年間の記憶を思い出しながら書いたので、すごく長くて下手な文章が続きますが、最後までお読み頂けると嬉しいです。

"売り専"という業界の裏側と悲しい現実

そもそも僕が売り専のお店で働き始めたのは19歳でした。思い返すと入店するまではどんな世界なのか全く謎で、未知の世界でしたから色んな想像をしてました。がっ!実際に入店してみると、想像と現実は全く違っていました(笑)まぁ、僕の居たお店だけかもしれないですけどね..

まず、お店の雰囲気や、お店で働いている人たちの見た目。HPで見た時は、可愛い人やカッコイイ人がたくさん居たけど実際、あれ?って感じで。中でも驚いたのは、この人とお金を払ってまでヤりたい人居るのかな?って思うようなルックスの人も割と居た事。"おネェ"と言われる人達を初めて見たのもその時で、「何かすごい世界に入ってしまったな」って感じでしたね。

そんなこんなでウリ専生活が始まって、しばらく経った頃には僕は、"マネージャー"になりました。マネージャーというのは、お店の管理・お客さんの対応・ボーイの管理(面倒見的な事)をする役割です。その時からですね、売り専業界に深く関わる様になってしまったのは。そしてマネージャーを務めると同時に、売り専ボーイの様々な人間模様や、厳しい現実を目の当たりにする様になりました。

僕の働いていたお店は多くのボーイが在籍していました。その分、様々な事情を抱えた子が居ます。【・親の借金や自らの借金返済・震災被害にあった子・学費を貯めるため・将来やりたい事のため・単にお金が欲しい子】など、挙げればキリが無いぐらい色んな理由がありました。ですが入店した子が全員、満足に稼げる訳ではありません。

これは、これから売り専でバイトしようと考えている人に伝えたいのですが、必ずしも売り専で働き始めたからと言って、確実にお金を稼げる訳ではないんです。僕が見た中でも一番可哀想だったのは、少ないお金を握りしめ、バッグ一つで地方からお店に寮生として入店して来たのに、全く売れなくて途方にくれる人でした。もちろん地方から来るだけあって、たくさん売れてお金稼いでと期待を持って出てきます。

そんな子が全く売れなかったり、たまにしか指名が入らずに、その日次の日の食費だけで終わってしまい、困っていても周りはどうする事も出来ません。売れない子はたくさん居ました。でも中には、すごく努力して社会人の平均給料よりも多く稼げるまで登りつめる子も居ましたが、そんな例はごくわずかです。結局、全く稼げない子はどうなると思いますか?僕が見てきた中で多かったのは、

他のボーイの私物やお金を盗んだり、自分でサポ掲示板(ゲイ専用の援◯掲示板)などでお店を通さずにお金を払って会ってくれる人を探したり、一番多いのは、勝手にお店から居なくなる子でした。その行く先は大体、実家に帰ったり、知り合いの家などに転がりこんだり、他の売り専のお店に移ってました。極端ですが、売れる子はどんどん売れるし、売れない子はどう頑張っても売れません。

とは言ってもですね、じゃあ逆に売れてお金をたくさん稼げる様になる事が良い事かと聞かれると、実はそうでも無いんです。ハッキリ言ってしまうと、売れる事の方が不幸の始まりでもあり、底なし沼に入ったも同然だったりします。もちろんそれは自分の目で散々、そんな子達を見ていたからこそ言える事だと思います。深い話になりますが、

なぜそうなってしまうのか?それは金銭感覚の狂いと意志の弱さが原因です。お客さんによっては旅行や高級レストランなどに連れて行って貰い、高価なプレゼントを貰う事もあります。そんな経験をしつつ、たくさんお金を稼ぎ出すと徐々に生活に変化が出てきてしまいます。もちろん変化が出る事自体は悪い事では無いし、稼いだお金を何に使おうが本人の自由ですが、問題はそこからなんです..

ありがちなのは稼ぎ続けてしばらく経ち、貯金もそこそこ貯まってきた頃には考え方や物事に対しての価値観がすっかり変わってしまい、入店した時の目的はすでに薄れてしまってるんです。ただでさえ年齢も若い上、一度吸った蜜の味はそう簡単に忘れる事は出来ません。夢や目標が有っても無くても今までの生活や環境に戻る事がすでに怖くなってる状態なんです。

ですが、お金を貯めてきちんと辞めて元の生活に戻る人もいます。かと言って辞めてもすぐにその子のプロフィール画像などのデータを削除する訳ではありません。なぜだか分かりますか?それは、辞めてもお店に戻って来てしまう人がほとんどだからです。ではなぜ戻ってくるのか、、今まで書いた内容から恐らく予想は付くと思います。毎回パターンは決まっていて、

【・貯めたお金を使い果たした・お昼の仕事が続かない・売り専の方が稼げて楽・一般社会に馴染めない】など、あーやっぱりそうなるのかと思われましたか?はい、そうなります...(笑)ですが、100歩譲ってお店に復帰してまた稼げたとしても、根本的な部分が欠落してるのでその後何年も同じ事を繰り返したり、ついには辞める事を諦めてずっとお店に残る人もいます。

ゲイバーなどで遊びを覚えた日には、稼いだお金をお酒代などにほとんど使ってしまい、そしてまた稼いでもゲイバーに行く。これもよくある典型的なパターンなのですが、よく考えてみて下さい。そもそも大金を稼いだところでお金の使い方など誰からも教わっていない挙句、浪費する事しか身についてません。ですから数百万円も貯金して辞めたにも関わらず、

あっという間に使い果たして見事にお店に復帰します。僕は何人もそんなボーイを見て来ましたし、お金やこれからの事について相談に乗ったりもしていました。結果的に言うと、貯金して辞めた後の事にきちんとお金を生かせれたという話しは、5年の内に10人居たか居ないかぐらいのレベルでした。

売り専業界の中に"渡り鳥"といった言葉があります。その意味は、お店を転々としているボーイの事を言うのですが、売れない、もしくは売れなくなると違う売り専のお店に移るの繰り返しです。こうなってしまうと本当に社会復帰が困難になると言いますか、そもそも手遅れだから渡り鳥になるとも言えますね。

入店前は真面目だった子・男性経験も無かった子が、数ヶ月経つだけで人が変わった様になります。そして、学生・本業が有る・小遣い程度でいい・興味本位など、それぞれ始めるきっかけも理由も身分も様々です。ですが一度踏み込めば、ほとんどの子が同じ道へ進んで行ってしまいます。そこからまた抜け出すのは本当に大変なんですよね。

ちなみに誤解を生みたくないので一応言っておきます。今までの内容は当然、売り専に入ると必ずそうなるという話しでは無いです。お金を貯めたらキッパリ辞めて元の生活へ戻る人も居ますし、入店したけど稼げずにすぐに辞め、普通のお仕事でまた頑張り始める人も居ました。長く居た業界から足を洗い、新しい人生を歩み始める人も居るのでそれだけは分かっておいて下さいね。

当然ながら皆、売り専に関わる事がまさか自らの人生を狂わすとは想像もしていませんし、むしろ目的を果たすための手段として始めますよね。でも始めた事がきっかけによって、あっという間にお先真っ暗の人生に変わってしまう事もあるのですから、本当に恐ろしくて人を簡単に変えてしまう世界だと改めて感じます。売り専に限らず、水商売全般に言える事でもありますけどね。

売り専で働こうとしてる人,働いてる人に伝えたい事。

ここまでお読み頂いているという事は、恐らく何かしらの形で売り専に関わっている方が多いのではないかなと思います。

もしあなたが今、指名も無く稼げずに悩んでいたら、すぐに見切りを付けて辞めてしまう事をお勧めします。だけど、もしかしたらその内指名が、なんて気持ちも心の何処かに有るかもしれません。ですがそんな事を考えている間にも、時間はどんどん過ぎて行きます。

これから売り専で働こうと考えている方は、絶対に辞めた方が良いとまでは言えませんし、完全に個人の勝手だと思います。しかし、やるなら相当の覚悟を持ってやるべきだとは思います。

売り専で働いた事、ゲイビデオに出演した事などがきっかけで、家族関係や友人関係そして職場関係にまで支障が出てしまった子も中には居ました。

はした金のために人生まで狂わせてしまわない様に、強い意志は必ず持っておく事が大事です。お店も商売なので、辞めようとする子に対して中々応じない場合もあるので気を付けて下さい。

そして売り専に復帰しようと考えている方は要注意です。同じお店であろうと違う店であろうと、基本的に一度でも復帰した人は、大抵その後も長いスパンをかけて、同じ事を繰り返します。

業界に戻れば同じ境遇の仲間が居て、お客さんにチヤホヤされ、お金を稼いでただ遊んで。そんな過去に甘えてしまうのが復帰してしまう人です。

「本当にこのままだとマズイな」でも気づけば年齢も決して若くない。そうなると諦めてしまう人も多いです。本当に戻る必要が有るのかどうか、よく考えるのも自分の人生のためでは無いのかなと思います。

実はまだまだ書けていない事も有ったりもしますが、さすがに収まる様子が無いのでこの辺で終わらせて頂きます。良かったら下↓にあるweb拍手を押して貰えると嬉しいです!m(_ _)m最後まで読んで下さってありがとうございました!

↑ PAGE TOP